大阪府警は12日、犬の散歩を行っていた男性と口論になり、この男性を拳銃のようなもので銃撃し、全治2週間のケガを負わせたとして、枚方市に在住する61歳の男を逃走先の福岡県飯塚市内で逮捕したことを明らかにした。
昨年12月末に飲酒運転で検挙され、2人に全治2週間のケガをさせたことで全国で初めて危険運転致傷罪で起訴された男の判決が13日、宇都宮地裁真岡支部であった。裁判官は「大惨事が発生する危険もあった」として、求刑どおり懲役1年4カ月の判決を言い渡した。
広島県警は11日、過去3年間に広島県内で発生した交通事故総発生件数のデータを集計し、自治体ごとにベスト3とワースト3にまとめて公表した。都市部に流入する際、近隣の地域に在住する人が関係する事故が多いという。
「街路灯の定義は“明るさ”のみで、華美な装飾は必要ない」ことの確認を裁判所に求めるという、ちょっと変わった裁判がこれから始まることになりそうだ。兵庫県在住の男性が11日、神戸地裁に訴えた債務不存在確認訴訟がそれ。
群馬県警は12日、粕川村内などに設置されている交通標識のうち、わかっているだけで12枚に誤表記があったことを公表した。発見の発端となったのは前日に発生した死亡交通事故だったという。
三菱自動車の2002年春闘は定期昇給(定昇)の実施を今年10月まで延期するという条件付きで決着した。経営再建に取り組む経営側はベアゼロだけでは足りないと判断し、定昇にまで踏み込む結果となった。
春闘相場をリードする金属労協(IMF・JC)傘下の経営側は13日、各労組の一斉に2002年度の賃上げを回答した。全産業のリード役であるトヨタ自動車が焦点となっているベースアップ(ベア)でゼロを回答したことから、異例づくめの春闘となった。
2002年自動車春闘は13日、トヨタ労組が経営側のベアゼロ提示を受け入れ決着した。トヨタのベアゼロは春闘史上初めてのこと。電機・鉄鋼が要求段階からベアを見送るなかで自動車だけが突出するのは避けたいという経営側の判断が働いた。
ホンダは13日の14時、2002年度の賃金改定交渉で組合に対してベースアップゼロ、一時金6.3カ月を提示。組合もこれを受け入れて交渉は妥結した。ホンダとしては迷いに迷った上の決断だったようで、発表は大幅に遅れてしまった。
日産自動車は13日の午前9時、日産自動車労働組合と団体交渉を行い、定期昇給、ベースアップ(ベア)、賞与の全てで満額回答し、妥結した。ゴーン社長が従業員の努力で日産リバイバルプランを1年前倒しで達成したことを評価したようだ。