警察庁は現在、全国100カ所で「歩車分離式信号」をテスト導入し、交通の流れに与える影響などを計測する実験を行っているが、岩手県盛岡市ではこの信号を導入した直後から大渋滞が頻発するようになっていることを岩手県警が明らかにした。
警察庁と国土交通省は14日、道路交通情報提供ビジネスを民間開放する際の基本方針をまとめた。速度違反を前提とした旅行時間の提供や、集客・混雑緩和を目的とした意図的な誤情報の提供などを禁止するほか、生活道路への誘導を禁止することが定められた。
国土交通省は14日、道路運送車両法の改正案をまとめた。登録制度の改正して不法投棄や盗難車の輸出を防ぐほか、意図的な不正改造車に対し、最終的に車両の運行を禁止する厳しい措置を科す。
群馬県警は13日、本来なら免許を交付される資格がない欠格期間中であるにも関わらず、改正された道路交通法の解釈を誤り、無資格だった9人に免許証を誤交付していたミスを認め、これを公表した。同様のミスは青森、兵庫でも起きており、群馬は3番目。
1975年、道路に寝ていた男性をひいて死亡させ、そのまま逃走したとして、道路交通法違反と業務上過失致死で起訴されたものの、1989年に「えん罪だった」と最高裁が無罪を言い渡した男性が、国を相手に訴えていた国家賠償請求の判決が13日、東京高裁であった。
バイクに乗った男性が事故を起こし、死亡したのは路上に駐車していた大型トレーラーの運転手にも責任があるとして、神奈川県警は12日、横浜市瀬谷区に住む29歳の男を業務上過失致死の容疑で書類送検したことを明らかにした。
大阪市は12日、市交通局に所属するバスの運転手が免許を失効したまま、2年10カ月もバスを運転していた問題で、この運転手を諭旨免職処分にするとともに、この運転手が所属する営業所の所長ら、計18人に対して停職や減給などの処分を言い渡した。