自動車ユーザーと自動車メーカーの間にたって、公平に自動車の欠陥を調査し、和解を促すための紛争処理機関の「自動車製造物責任相談センター」の相談員が全員、自動車メーカーからの出向者で占めており、機関が正常に機能しない可能性が高いことが明らかになった。
1995年4月、山梨県内の中央自動車道で事故を起こしたクルマを目撃し、その救助に向かおうとした際、別のクルマにはねられて死亡した男性の両親が、警察を管理する山梨県を相手に1000万円の慰謝料を求める国家賠償請求訴訟を12日、長野地裁で起こした。
愛媛県警は11日、昨年1年間に県内の高速道路で発生した事故の件数などを公表した。全体の発生件数は512件で、前年より92件も増えているが、事故の発生状況を精密に分析した結果、ある特徴が浮き彫りになったという。
10日午前、福岡市夜須町の国道交差点でナンバープレートを見えなくする改造を施したバイクを追跡していたパトカーが、青信号で交差点に進入してきたバイクと出会い頭に衝突する事故を起こした。バイクに乗っていた男性が投げ出され、肋骨を折る重傷を負った。
群馬県警・高崎警察署員の適切でない職務質問が原因で事故を起こして死亡したとして、当時19歳だった男子大学生の両親ら遺族4人が、警察を管理する群馬県を相手取り、総額2億4600万円を求める民事訴訟を11日、前橋地裁に起こした。
愛知県警は10日、「このトラックを盗みました」と言って、千種警察署にトラックで乗りつけた男を窃盗容疑で緊急逮捕したことを明らかにした。現在、自首扱いにして取調べを続けている。
大阪府警は11日、大阪市内の府道交差点で事故を起こし、警察に通報しないままで負傷した男性を運んだとして、31歳の無職男性を道路交通法違反(届出義務違反)で逮捕したことを明らかにした。この男が現場から連れ出した男性の行方はわかっていない。
日本自動車販売協会連合会(自販連)が発表した2月の中古車登録台数は、前年同月比で3%減となり、2カ月ぶりに前年を下回った。普通乗用車は2カ月連続でプラスとなったものの、小型乗用車が4カ月連続のマイナスとなった。