「被害者の男性を運び、途中で降ろした」---警察に通報しなかった理由は?

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大阪府警は11日、大阪市内の府道交差点で事故を起こし、警察に通報しないままで負傷した男性を運んだとして、31歳の無職男性を道路交通法違反(届出義務違反)で逮捕したことを明らかにした。この男が現場から連れ出した男性の行方はわかっていない。

警察の調べによると、事故が起きたのは10日午後7時ごろで、大阪市西成区の府道交差点で、横断歩道を渡っていた50〜60歳くらいの男性がはねられた。クルマを運転していた男はこの男性を後部座席に乗せ、そのままどこかに走り去ったという。

不審に思った通りがかりの人が110番通報をして事件が発覚。目撃証言で得たナンバープレートのクルマを手配して捜索していたところ、事故発生から5時間後にこのクルマを発見。運転していた男を緊急逮捕した。逮捕時、クルマには被害者男性の姿は無かった。

警察での事情聴取に対し、この男は「クルマに乗せて病院に運ぼうとしたら、大丈夫だと言うので途中の阿部野橋で降ろした」と供述しているという。警察ではこの男をさらに追及するとともに、いなくなった被害者の捜索も続けていくとしている。

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《石田真一》

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