広島県警は11日、過去3年間に広島県内で発生した交通事故総発生件数のデータを集計し、自治体ごとにベスト3とワースト3にまとめて公表した。
これは広島県警が認知している事故のうち、1999年1月1日から2001年12月31日までに発生した人身事故6万3152件を元にしたもの。各自治体の中を通る主要道路の距離を、その自治体で起きた事故の発生件数などで割り、数値化したデータを基に算出している。
この結果、県内13市・67町・6村のうちで最も事故が多かったのは海田町で、以下に広島市、府中町と続く。事故要因となった住人が最も多かったのは新市町で、2位に黒瀬町、3位に福山市と続く。広島市に隣接した地域で事故が多く、混雑する道路環境に不慣れな周辺地域の住民が中心部に近づくことで事故を起こす可能性が増えているようだ。
また、これとは逆に事故数が少ない地域は豊松村、神石町、比和町の順で、いずれも山間部にある自治体だった。
広島県警では「事故の多い自治体は比較的高速で交通が流れている国道やバイパスに隣接した地域。逆に事故が少ない自治体は元々の交通量が少ないため、同一視することはできないが、全体としては興味深いデータだったと思う」と話している。
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