飲酒運転を注意しようとしていた男性をステップに乗せたままの状態でトラックを急発進させ、重傷を負わせたことで殺人未遂罪と道路交通法違反(酒気帯び運転)に問われていた55歳の男に対する判決公判が21日、名古屋地裁で開かれた。
警視庁は21日、敵対する暴走族のメンバーを拉致・監禁した上で、集団で殴る蹴るの暴行を行ったとして、東京都八王子市を拠点とする暴走族のメンバー15人(全員が少年)を監禁や傷害の容疑で逮捕したことを明らかにした。
21日午前、埼玉県児玉町の町道で、集団登校をしていた小学生14人の列に、対向車線側を前方から走ってきたタクシーが突っ込んだ。この事故で9歳の男児1人が意識不明の重体、他の3人が重軽傷を負った。
「路上で泥酔者が寝込んでいる」との110番通報を受けて出動したパトカーが、現場でこの男性を誤ってはね、負傷させた事故で、被害者側が県警からの賠償金額を不服として、熊本地裁に民事訴訟を起こしていたことがわかった。
21日午後、栃木県都賀町内の東北自動車道上り線で、走行中の普通トラックに後方から走ってきた大型トラックが追突するという事故が起きた。衝突の弾みで普通トラックの荷台が壊れ、積載していた豚24頭が次々と路上に逃げ出した。
21日午前、名古屋市千種区内の市道で、バス停に停車中だった名古屋市営バスが扉を開けたままの状態で動きだし、バスから降りようとしていた82歳の女性が車外に転落。バスの後輪に足をひかれるという事故が起きた。
国土交通省は、このほど発表した「平成15年度予算概要」で、同年度に開通する高速道路を公表した。東北縦貫八戸線(16km)、常磐自動車道広野−富岡間(16km)、第2東海自動車道豊田南−豊明間(8km)など、合わせて10区間、総延長143km分だ。
警察庁が駐車違反の罰則を行政罰化し、取り締まりの対象も運転者と車検証上の「使用者」とすることなどを検討していることが明らかになった。これにより駐車違反の取り締まりを民間委託し、交通担当の警察官はひき逃げなど悪質な犯罪に専念する体制を作る、という。
欧州委員会企業総局のワイゼンベルグ局長(単一市場、消費財担当)が22日、国土交通省を訪れ、自動車交通局の中山寛治技術安全部長と会談した。このなかで、日欧双方が今後、年1回の会合を開いて自動車の安全・環境情報を交換するほか、関連基準の策定に関しても積極的に意見交換することで合意した。
愛知県警は20日、県内の中高生や、中高生を持つ家庭を対象に実施したアンケート調査の結果を明らかにした。暴走族に加入するなど、非行歴のある少年は家庭内でのコミュニケーションが少なく、食事を1人でとる傾向が強いことなどが判明したという。