兵庫県警は11日、県内で活動する暴走族メンバーとしては現役最高齢となる30歳の男を逮捕した。殺害された仲間を追悼する大暴走を実施し、他のクルマに通行上の危険を与えたことが直接の逮捕容疑。
11日未明、和歌山県和歌山市内の阪和自動車道・和歌山インターチェンジ(IC)で、ETC専用レーンを通過した42歳の男性が運転する大型トラックが、前方を歩いていた71歳の料金所職員をはねた。この職員は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
死亡交通事故の加害者となった28歳の男が、補償交渉中の遺族に腹を立て、インターネット上の掲示板にこの遺族を誹謗中傷したとして名誉毀損の罪に問われていた裁判で、検察側は11日、大阪地裁で開かれた論告求刑公判で懲役2年の実刑判決を求めた。
宮城県警は11日、バイクを不正に改造していたとして、仙台市内を拠点に活動する暴走族に所属するメンバーの19歳少年を道路運送車両法違反(不正改造)容疑で逮捕した。同法が暴走族の改造バイクに適用し、摘発対象としたのは今回が全国初の事例となる。
神奈川県警は11日、浦賀署・刑事課に所属する52歳の警部補が勤務後に飲酒運転を行ない、人身事故を起こしたとして道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。警部補はビール5〜6杯を飲んだ後にクルマを運転したことを認めているという。
全国軽自動車協会連合会は、2003年3月末現在の軽四輪車の世帯当たり普及台数を発表した。それによると普及率が最も高かったのは、鳥取県で100世帯当たりの普及台数は91.4台と、9割以上が軽自動車だった。
国土交通省・関東運輸局は10日、民間車検業者の指定を受けているトヨタ系ディーラーの検査員が実際には必要な点検・検査を行っていないにも関わらず、虚偽の保安適合証を作成したとして、この会社の自動車分解整備事業の認証を取り消した。
10日午後、奈良県大和郡山市内の国道24号線で、車上荒らし犯の乗ったクルマが、これを追跡中の警察官に向かって突進する素振りを見せたため、警官3人がこのクルマに向かって拳銃8発を発射した。うち1人が銃弾を首に2発受け、意識不明の重体となっている。
10日午後、神奈川県横浜市戸塚区で、交通違反の摘発を逆恨みした男が交番を襲撃し、戸塚署・地域課に所属する28歳の巡査部長に暴行を加えるという事件が起きた。男は公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。
10日午後、滋賀県大津市内の名神高速道路上り線・大津サービスエリア(SA)内で、車上荒らしの現場を目撃された男がアイスピックを振りまわすなどして暴れ回り、捕まえようとしたSAの従業員に軽傷を負わせて逃走するという事件が起きた。