ETCレーンを横切ろうとした職員をはねる---全国初の事例

自動車 社会 社会

11日未明、和歌山県和歌山市内の阪和自動車道・和歌山インターチェンジ(IC)で、ETC専用レーンを通過した42歳の男性が運転する大型トラックが、前方を歩いていた71歳の料金所職員をはねた。この職員は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

和歌山県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは11日の午前5時50分ごろだという。和歌山市栗栖の和歌山ICで、ETC専用レーンを通過していた大型トラックが、前方を歩いていた71歳の料金所職員をはねた。

職員はすぐに病院へ運ばれたが、全身を強く打ったことなどが原因で死亡していることが確認された。当時この職員は出勤直後で、隣のブースに別のブースのカギを受け取りに行った際、事故に遭ったらしい。

警察ではこのトラックを運転していた42歳の男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、車両の通過と歩行者がいないことを前提としたETCレーンにおける事故だけに、責任が問えるのかは微妙な情勢だ。ETCレーンにおける歩行者との人身事故が起きたのも今回が全国初の事例となる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集