交通違反摘発に逆恨み、警察官を襲撃

自動車 社会 社会

10日午後、神奈川県横浜市戸塚区で、交通違反の摘発を逆恨みした男が交番を襲撃し、戸塚署・地域課に所属する28歳の巡査部長に暴行を加えるという事件が起きた。男は公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

神奈川県警・戸塚署の調べによると、事件が起きたのは10日の午後4時ごろだという。戸塚署・不動坂交番に新聞配達員をしている29歳の男が押しかけ、電話でこの交番に勤務する警察官を呼び出した。

別の仕事で不在だった28歳の巡査部長が交番に戻ると、男は「お前のせいで俺の人生はめちゃくちゃだ」というような言葉を叫びながら巡査部長に襲いかかった。男はこの警官に取り押さえられ、公務執行妨害の現行犯で逮捕れさている。

男は今年8月、免停中だったにも関わらず、勤務先の新聞販売店が所有する軽自動車を運転中、この巡査部長らに発見されて無免許運転で検挙されていた。

罰金20万円と免許取消2年間の処分を受けたが、これで事実上は仕事ができなくなっていた。このため、摘発を逆恨みし、今回の犯行に及んだとみられている。

警察では男を厳しく追及するとともに、犯行が計画的だった可能性もあるとして、職場の同僚などから事情を聞いていく方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース