大阪府警は15日、管内で警察車両による衝突事故が同日中に2件連続して発生したことを明らかにした。いずれも捜査車両を運転していた警察官の前方不注意が原因とみられ、警察では再発防止に努めたいとコメントしている。
神奈川県警は15日、非番中に飲酒運転を行い、自車を電柱に衝突させるという物損事故を起こした県警本部・捜査二課に所属する30歳の無巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転)で書類送検するとともに、同日付で停職3カ月の懲戒処分を実施した。
国土交通省・中部運輸局福井運輸支局は15日、昨年10月に岐阜県郡上市内の中部縦貫自動車道で大型観光バスが衝突事故を発端とするブレーキ故障を起こした際、暴走するバスを側壁にぶつけるなどして停止させた運転手を表彰した。
15日午前、愛媛県松山市内の国道33号線で、市内の病院が所有する患者送迎用のマイクロバスと、32歳の男性が運転する乗用車が出会い頭に衝突した。弾みでマイクロバスは横転し、乗っていた14人のうち、11人が重軽傷を負っている。
14日夜、神奈川県大磯町内の小田原厚木道路上り線で、ハンドル操作を誤ったとみられる乗用車が立体交差する道路の高架の橋脚に衝突。その後、中央分離帯に再度衝突した。この事故で乗っていた2人が車外へ放出され、全身を強く打って死亡している。
14日午後、福岡県久留米市の陸上自衛隊・久留米駐屯地で、28歳の男が運転する軽自動車が入口で検問を行っていた隊員の制止を振り切って敷地内に侵入した。これを阻止しようとした隊員3人が相次いではねられ、うち1人が死亡、2人が軽傷を負っている。
圏央道・圏央鶴ケ島インターチェンジ(IC)で、出口車線で単独事故を起こし車外に出ていた54歳の女性を大型トラックではね、この女性を死亡させたとして殺人罪などに問われた53歳の男に対する初公判が14日、さいたま地裁川越支部で開かれた。
クルマに当たったように見せかけ、運転者に対して「示談しよう」と持ちかけ、現金3000円を騙し取っていたとして、詐欺罪に問われた59歳の男に対する初公判が14日、大津地裁で開かれた。被告は起訴事実を全面的に認めている。
14日午前、群馬県太田市飯田町付近にある群馬県警・太田署の太田中央交番が男に襲撃され、コンクリートブロック片を投げつけられたり、バックしてきたクルマで玄関付近を傷つけられるなどした。男は現場から逃走したが、約40分後に逮捕されている。
車上荒らしの現場を発見されて逃走しようとした際に、発見した男性をクルマではねて死亡させたとして、強盗殺人の罪に問われた32歳の男に対する判決公判が14日、神戸地裁姫路支部で開かれた。裁判所は男に対し、無期懲役の実刑判決を言い渡している。