1日に2件…大阪府警、前方不注意で衝突事故

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大阪府警は15日、管内で警察車両による衝突事故が同日中に2件連続して発生したことを明らかにした。

いずれも捜査車両を運転していた警察官の前方不注意が原因とみられ、警察では「運転を担当する警察官に対し、常に緊張感を持つように指導したい」とコメントしている。

大阪府警によると、最初の事故が起きたのは15日の午後2時35分ごろ。堺市中向陽町付近の市道交差点を堺北署・刑事課の34歳巡査長が運転する捜査車両が右折しようとした際、直進していたバイクが側面に激突した。この事故によってバイクを運転していた27歳の男性が路上に投げ出され、全身を強く打つなどして重傷を負っている。

同署の調べに対し、巡査長は「対向車線で右折待ちをしている車両に遮られ、バイクが直進していることに気がつかなかった」と供述。警察では安全確認を行わず、漫然と右折を強行した可能性が高いとみて、この巡査長から業務上過失傷害容疑で引き続き事情を聞いている。

2件目の事故はこれより25分後の午後3時ごろに発生している。大阪市淀川区宮原付近の国道423号線で、第二方面機動警ら隊の41歳巡査部長の運転するパトカーが渋滞の中を低速で走行していたところ、前方のワゴン車に追突した。追突されたクルマがさらに追突を繰り返し、結果として5台が関係する多重衝突事故に発展した。

事故によるけが人はいなかったが、現場を管轄する淀川署が巡査部長に対する事情聴取を行ったところ、巡査部長は「前をよく見ていなかった」と、前方不注意の事実を大筋で認めている。

両事故とも運転していた警官の前方不注意によって発生していることから、大阪府警では「運転を担当する警察官に指導を徹底し、再発防止に努めたい。府民の皆様には大変なご迷惑をお掛けしました」とコメントしている。
《石田真一》

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