東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)の発生からおよそ12時間が経過。首都高や高速道路の一部では通行止めが解除され、郊外部では渋滞が解消しつつある。しかし、12日2時30分になったいまも都心部では激しい渋滞が続いている。
国土交通省鉄道局によると、11日午後10時40分現在で、再開予定が不明の鉄道は以下の通り。
3月11日発生した地震で宮城県仙台市の石油化学コンビナートが爆発しているのは、JX日鉱日石エネルギーの施設である可能性が高いことが分かった。
地震発生から7時間が経過した22:00を過ぎても首都高速は通行止めのまま。一部私鉄や地下鉄の運行は徐々に再開されつつあるが、銀座線など乗客が殺到してしまう運行を見合わせている路線もある。JRは復旧の見通しが立っていない。
都内では徒歩で帰宅しようという会社員らの列が続いているが、東京都災害即対策本部は22時10分、帰宅困難者についての対策をサイトに発表した。
東京都は11日、東北地方太平洋沖地震により多数の帰宅困難者が発生していることから、都の施設を一時収容施設として提供を開始した。
3月11日14時45分頃に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、首都圏などで交通マヒが続いているが、学校ホームページでは安否情報や対応についての情報を掲載している。
気象庁は、東北地方太平洋沖地震について、当初発表していたマグニチュードを7.9から8.4、さらに8.8に訂正した。マグニチュード8.8は国内観測史上最高となる。
宮城県の三陸沖で発生した東北地方太平洋沖地震の影響で、鉄道など公共交通機関は運行を中止。この影響で首都圏の主要高速道路・首都高はすべて通行止めとなり、一般道に集中している。
14時46分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード8.8の地震が発生した。最大震度は宮城県栗原市の震度7。揺れは東北地方から関東地方に広がり、極めて強い揺れを感じた。東京都心でも震度5弱を記録した。