気象庁は13日、東北地方太平洋沖地震について、地震の規模を8.8から、9.0と変更すると発表した。
3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震。東京都心でも震度5強などの揺れを記録し、地震発生から翌朝にかけて交通渋滞や航空・鉄道などの運行取り止めが相次ぎ麻痺状態に陥った。
既報のとおり、国内観測史上最大・マグニチュード8.8の巨大地震が発生した11日、東京都心は夕方から翌朝にかけて、航空・鉄道・バスなどの公共交通機関のストップ、主要道路での激しい渋滞、徒歩で帰宅する人たちで大混乱に陥った。
首都高速道路は、11日に発生した東日本大地震の影響で全線で通行止めの措置を行っていたが、12日23:00、安全性の確認が取れ次第、順次通行止めを解除することを明らかにした。解除されるのは以下の区間。
千葉県(県庁)石油コンビナート等防災本部は12日、コスモ石油での爆発火災について、爆発火災のあった施設での物質の性質、市原市地域の大気環境の測定状況から、メールなどで流されている事実はないと考える、と発表した。
JR東日本は、首都圏在来線の運転を発表した。12日午前4時40分発表の情報によると、山手線は午前8時頃からの運転再開を予定。通常の3割から5割程度の運転本数となる。
都心の渋滞は12日午前3時を回っても、なかなか緩和されなかった。幹線道路の一部で車線規制が行われていることや、首都高速通行止めが部分解除に留まり、大量の車両が流れ混んでいるためだ。
3月12日の午前3時を回っても余震は続いている。三陸沖では依然として震度3〜4の揺れが断続的に続いており、3時59分頃には震度6強の地震が長野県北部で発生。数分後には続いて茨城県水戸市で震度4の地震が発生した。
米国ホワイトハウスは11日(現地時間)、日本時間の11日午後に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)を受け、オバマ米大統領の声明を発表した。
国境なき医師団(MSF)は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)への被災地域へ現地での緊急医療にあたるため、岩手県と宮城県の被災地域に向かうことを明らかにした。