【東日本大地震】都心に人の気配なく

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3月12日の都心の光景
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3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震。東京都心でも震度5強などの揺れを記録し、地震発生から翌朝にかけて交通渋滞や航空・鉄道などの運行取り止めが相次ぎ麻痺状態に陥った。

一夜明けた都心を歩くと、これまで見たことのないような光景が広がった。例年の元日よりもひっそりと静まり返り人の気配がないのだ。

12日午前は、都心から放射状にのびる主要幹線道路の「下り」だけが渋滞。警察は「昨日(地震当日)夕方から続く渋滞がまだ解消されていない」と話していた。

都心へ近づくほどクルマの姿が数えられるほどに。東京駅・丸の内中央口付近に停車していた都営バスの運転手は、一帯の道路状況について「人もクルマもぜんぜんいない」ともらした。

「平日でも土日で混雑するルートだが、きょうは珍しく“早着”してしまうほど都心がガラガラだった。クルマも少ないし、乗客の数もめっきり。こんなのは初めてだ」

赤坂駅前で客を待つタクシードライバーは「いつも混んでるお店とかも一斉に閉めちゃってるしね。街が凍りついた感じだよ。元日よりもぜんぜん人がいないし。みんな自宅でしょう」とため息をついていた。

夜になるとさらにクルマの数は減り、一般道も首都高速も閑散としていた。いつも混雑する首都高速4号新宿線三宅坂JCT手前もほとんどクルマの姿がない。

三宅坂付近にいた警察官は「こんな光景は見たことがないが、おそらくあした(13日)もこんな状態が続くだろう」と話していた。

《レスポンス編集部》

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