首都高速と阪神高速の対距離料金が2012年から導入されることになった。現在の料金圏別の均一料金を廃止し、初乗り500円から最高900円までの走行距離に応じた料金徴収となる。
「恒久的な財源が確保されないと、制度としての無料化は言えない。国交省の立場では現段階は無料化はできないと言わざるを得ない」
池口修次国土交通副大臣は16日の民主党国土交通部門会議後の会見で、高速道路の新料金で利用客の減少が見込まれる航路やフェリー会社に対して、高速道路との乗継料金の設定を検討していることを明らかにした。
16日、髙木文部科学大臣、細川厚生労働大臣、海江田経済産業大臣は、三大臣連名で、247の経済団体、業界団体へ向け、新卒者の採用に関する要請文を提出。未内定者を含めた新卒者の採用枠拡大についてなど協力を要請した。
2011年4月からの高速道路新料金体制が決まった。NEXCO系高速道路の新料金は以下の通り。実施は11年4月から13年3月まで当面の期間。
民主党が段階的無料化を目指してすすめている無料化社会実験の2011年度案が今夕、決定する。
森田健作千葉県知事は、2009年8月からスタートした東京湾アクアラインの通行料金の引き下げについて、その経済的効果を認め、池口修次国土交通副大臣が提案した社会実験の3年間延長を受け入れる方針を明らかにした。
大畠国土交通相は15日の閣議後会見で、高速道路無料化政策について「マニフェスト見直しのベスト3に入っている。社会実験のデータを受けて、今後の無料化をどのように進めるのかを検討する場を設け、党に中間的な報告をしたい」と述べた。
国土交通省がこの4月から導入する高速道路の新料金案がまとまったという。普通車は原則として「平日上限2000円」、軽自動車と免税対象のエコカーは「毎日上限1000円」とするとしている。
2011年度の無料化路線は、新たに一部区間を追加となったものの、基本的には10年度の区間を継続することになった。その中で無料化の継続に唯一反対した沖縄県は、平日に限り、正規料金の半額を徴収することになった。