フェラーリと暮らす喜び 価格の先にある豊かさ

フェラーリ 296GTS
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  • 『カーセンサーEDGE』10月号

輸入車中古車情報誌『カーセンサーEDGE』10月号(発行:リクルート)が取り上げたテーマは「フェラーリは本当に高いのか?」。単なる価格比較ではなく、フェラーリと過ごす時間の豊かさに光を当てた特集となっている。

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価格だけでは語れないのがフェラーリの本質だ。『カーセンサーEDGE』によると、フェラーリの価格は確かに高額だが、その背景には理由があるという。モータースポーツ由来の技術、美しいデザイン、ブランドの歴史、そしてオーナーだけに開かれる特別な世界。イベントへの参加や仲間との交流、ガレージで過ごす静かな時間までもが“所有する歓び”を形づくる。価格の高さは、その体験を含めた価値の表れといえる。

中古車市場のフェラーリは一台ごとに物語を持ち、価格の上下には理由がある。世界のオークションで高値をつけるモデルが多いのも、ブランドの力と信頼の証だ。単なる数字ではなく「価値に投票された結果」として捉えると、相場の意味が見えてくる。

維持には手間やコストがかかるが、それもまたフェラーリと暮らす楽しみの一部かもしれない。専門店での整備や工夫次第で、無理なく楽しむこともできる。「手間すらも含めてフェラーリ」と考えることで、日常の中に特別な彩りが加わるのだ。

注目の新型車が、V8 FR GTフェラーリの完成形『アマルフィ』だ。洗練された走りとデザインをまとい、日常と非日常をつなぐ存在になっている美しい跳ね馬。過去モデルの再評価も進むなか、アマルフィを軸に選ぶ楽しみは広がっている。

『カーセンサーEDGE』によると、アマルフィの登場でより身近になったV8 FRフェラーリのひとつが、『カリフォルニア/カリフォルニアT』だ。今では市場で希少になりつつあるが、手頃さと快適さから“気軽に使えるフェラーリ”とされ、日常の相棒としても魅力的な存在だ。いつか、じゃなく“今から”乗れるフェラーリ。

アマルフィの登場でより身近になったV8 FRフェラーリのもう一車種は『ポルトフィーノ』。『カーセンサーEDGE』では、最初の一台にふさわしい“大人のフェラーリ”と表現する。日常性と風格、扱いやすさと特別感との両方を備え、初めてのフェラーリとして自然に選べる。


気になる見出し……●FEATURE フェラーリは本当に高いのか?●Car as Art! Aston Martin Vanquish●EDGE VOICE 中古でフェラーリを買うことにはどんな意味や価値があるのか?●EDGE ANGLE アウディが“数字”を捨てる日●テリー伊藤の実車見聞録 Ariel Atom 2●多事放論●愛すべき早すぎたクルマたち

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《会田肇》

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