米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは11月2日、10月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万8239台。前年同月比は21.2%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
スバル(富士重工)は11月2日、2016年度第2四半期(7~9月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は26万6800台。前年同期比は8%増だった。
トヨタ自動車は11月8日、為替見通しを円安に見直したことや原価改善の成果が想定を上回っていることなどを理由に2017年3月期の連結営業利益予想を従来の1兆6000億円から1兆7000億円に1000億円上方修正した。前期との比較では40%の減益を見込む。
トヨタ自動車の伊地知隆彦副社長は11月8日、都内で開いた決算会見で主力の北米市場について「総じて堅調に推移している。2017年も安定的に高水準の市場が続く」との見通しを示した。
米国のEVメーカー、テスラモーターズは11月7日、独自の急速充電ネットワークの「スーパーチャージャー」に2017年1月から、課金プログラムを導入すると発表した。
日産自動車は11月7日、2016年度第2四半期連結決算を発表した。それによると、グローバルの販売台数が前年同期に比べ0.1%減の261万3000台だった。中国と米国が伸びたものの、日本、欧州、その他地域で減少した。
インドの自動車大手で、インド乗用車市場第3位のタタモーターズは11月1日、10月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は5万2813台。前年同月比は21%増と、10か月連続で前年実績を上回った。
日産自動車の西川廣人共同CEO(最高経営責任者)は11月7日に横浜市にある本社で開いた決算会見で、主力市場のひとつ中国について「販売のペースは上がっているものの、全体需要の伸びに追い付いていない」とし、「なんとかキャッチアップしたい」との考えを示した。
ホンダの中国法人は11月2日、10月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は11万6005台。前年同月比は39.6%増と、8か月連続で前年実績を上回った。
マツダの米国法人、北米マツダは11月1日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万2711台。前年同月比は10.8%減と、3か月連続で前年実績を下回った。