アメリカの保険会社機構(IIHS)が事故の実態やクルマの装備の関係などをまとめた調査によると、サイドエアバッグを搭載したクルマでは、していないクルマに比べて事故による死亡者の数が45%も激減している、という。この結果から、IIHSではサイドカーテンエアバッグを「死亡事故防止のためにもっとも効果的なエアバッグである」と結論づけている。
イギリスの王立園芸協会(Royal Horticultural Society = RHS)を支援するダイハツは、同協会への支援の一環として、今回、新たにミニ4駆のSUV『テリオス』2台を貸与する、と発表した。
アウディの往年の名車を復活させる部署のアウディ・トラディションが、65年前の名車『ストリームライン・スペシャル』を蘇らせた。同車は、アウディの前身の一つであるアウト・ユニオンによって製造された。アルミのボディにフェルディナンド・ポルシェ設計の2リットル、6気筒のエンジンを搭載。70馬力で、最大速度は160km/hに達する。
マツダは27日、広島と東京で、それぞれ社長交代の記者会見を行った。1年2カ月という極めて短期間での社長交代について、ルイス・ブース氏は「マツダには長期間いるつもりでいたのに非常に残念」と語った。
日産自動車は、モスクワで開催中のモーターショー「オートサロン2003」で、2004年1月にロシアに販売会社を設立すると発表した(既報)。新会社は「ロシア日産自動車会社」で、中期計画の「日産180」の目標の1つ、販売台数100万台増のため、ロシアの販売拡充も目指す。
「マツダの実績を見てもらいたい」---マツダの社長交代で最大の関心が、相次ぐ社長交代で経営の継続性を持続できるのかということ。新社長に就任した井巻氏は「マツダはきちんとしたプランを立てて実績を作っている。経営の軸は動いていない。経営のチームがしっかりしているからだ」と述べて、この懸念を一蹴した。
突然のトップ交代となったマツダのルイス・ブース前社長と井巻久一新社長は27日午後、都内のホテルで記者会見した。新社長は、マツダの経営はトップ1人で行うのでなく「今は最高のチームができあがっている」と述べ、フォードから派遣された首脳や生え抜きの人材による集団指導体制で望む考えを示した。
マツダは、27日付けで井巻久一副社長が新社長に就任したのを受けて、同日付けでフォード・モーターのジョン・G. パーカー氏を後任の副社長に受け入れる人事を発表した。井巻新社長とパーカー氏とは、タイの合弁事業でともに仕事をした「気心の知れた仲」(井巻氏)という。
利益確定の売りに押され、全体相場は反落。自動車株は高安まちまち。トヨタ自動車が前日比30円高の3280円と続伸し、日産自動車、ホンダも反発。部品メーカーのプレス工業が、一時12円高の337円と急伸。マツダは7年ぶりの生え抜き社長就任となったが、株価は2円安の306円と門出を祝えず。
日本道路公団は27日、「公団改革本部」の初会合を開いた。諸井虔本部長はコストの3割削減や通行料の1割値下げ、要員の2割削減などの目標を提示。IT戦略やコスト削減、料金関係など7つの委員会を設けた。