業界がまとめた8月の軽自動車車名別販売台数によると、ダイハツ工業の『ムーヴ』が1万1954台を販売してトップとなり、4カ月連続で首位となった。2位はトップと約1600台差のスズキの『ワゴンR』、3位はダイハツの『ミラ』となっている。
マツダは5日、社員の福利厚生の充実と業務効率の一環として社員証を変更、クレジットカードの機能を持たせるなど、さまざまなサービス機能を付加して9月末から全社員に順次導入することを発表した。
経営再建中のフィアットのジュゼッペ・ムーチョ社長は、2月に経営の指揮をとり始めて以来、初めての主要なトップ人事を行うことを決めた。赤字の続く乗用車部門には、フォード欧州の社長を8月に辞めたばかりのマーチン・リーチ氏を指名した。
アメリカ自動車業界に衝撃が走った。8月の月間販売台数が集計された結果、トヨタがついにクライスラーを抜き去り、「ビッグ3」の一角に食い込んだのだ。これまでも週間の集計などでトヨタが瞬間的にアメリカンメーカーの上に立ったことはあった。しかし月間ベースではこれが初めてで、米自動車業界はショックを隠しきれない。
米国株高を受けて買い先行で始まったが、利益確定の売りが強まり全体相場は5日ぶりに反落。自動車株は全般にしっかり。日産自動車が、日比25円高の1305円と急伸。一時50円高まで買われ、8月19日の年初来高値を更新した。
いすゞ自動車は、2002年トラック生産台数世界ランキングをまとめ、発表した。トラックメーカー各社の国ごとの生産台数をまとめたもので、1位は独ダイムラークライスラー、いすゞは3位だった。
日本自動車販売協会連合会が4日発表した、8月の乗用車車名別販売ランキングによると、三菱自動車の販売が不調だ。『コルト』は22位と低迷、国内販売立て直しの決め手として投入した『グランディス』は、前月に引き続き、ベスト30の圏外となった。
GM(ゼネラルモーターズ)は、8月の米国の販売実績を発表した。乗用車・商用車を合計した総販売台数は前年同月比0.5%減の47万2427台だった。ピックアップトラックは好調だったが、乗用車が落ち込んだ。
新日鉄の名古屋製鉄所が爆発したことから、国内の自動車メーカーの生産に重大な影響を及ぼす可能性が出てきた。同製鉄所では、自動車鋼板の主力生産拠点で、中部地区のトヨタ自動車、三菱自動車、ホンダなどに薄板を供給している。
日本自動車輸入組合が発表した8月の車名別輸入車新規登録台数は、フォルクスワーゲンが3243台でトップとなった。2位のメルセデスベンツとは約500台の差があるものの、VWの前年同月比は7.2%減と落ち込んだ。『ゴルフ』のモデル末期などが原因。