GM(ゼネラルモーターズ)は、8月の米国の販売実績を発表した。乗用車・商用車を合計した総販売台数は前年同月比0.5%減の47万2427台だった。ピックアップトラックは好調だったが、乗用車が落ち込んだ。
乗用車は同8.1%減の18万8298台と大幅なマイナスとなった。ただし、主力となっている商用車が同5.2%増の28万4129台と大幅に伸びたことから、全体では微減にとどまった。商用車の販売台数は8月としては過去最高で、フルサイズトラックのシボレー『シルベラード』などが好調だった。
GMのジョン・スミス上席副社長は「商用車の販売は力強く、景況にも底堅さが見られる。来年にかけて投入する計17車種の2004年型モデルで好調さが加速する」としている。