松下電器産業は、松下電工を子会社化することで合意したと発表した。松下電器は株式の公開買付(TOB)で、松下電工への出資比率を現在の31.8%から51%にまで引き上げる。
日本自動車輸入組合(JAIA)は、2004年の輸入車販売見通しを発表した。2004年は28万台を予想、輸入車各社から新型車が積極的に投入される見込みで、前年を上回る見通し。
トヨタ自動車の張富士夫社長ら首脳は18日、東京で年末の定例会見を行った。冒頭、張社長は整備士試験の漏洩問題について「改めてお詫びする」と、陳謝した。
今月3日から始まったダイムラー・クライスラーの合併を巡る裁判は、当初の予定では、17日に結審する予定であった。しかし、新たな証拠の提出を巡り紛糾したため、いったん閉廷し、年明けから、延長戦に突入することになった。
買い戻しが入り、全体相場は3日ぶりに小反発。自動車株が買いを集め全面高となった。日産自動車が前日比33円高の1210円と反発し、ホンダは100円高の4560円と続伸。トヨタ自動車も130円高の3590円と反発。
日本自動車工業会は18日、FTA(自由貿易協定)交渉を推進するための検討体制を強化すると発表した。専門のワーキンググループを設置し、政府のFTA交渉を、これまで以上にバックアップする体制を整える。
ダイハツは、海外の販売が急増。ダイハツの04年販売計画は、国内が前年比3%増の56万台、海外が同26%増の11万台。国内は、新型車『タント』の投入による新車効果が続く見通しだ。
日野は、国内のディーゼル車規制強化による代替需要が一段落し、国内販売が2ケタのマイナスになる。日野の04年販売計画は、国内が前年比14%減の4万台、海外販売が同15%増の4万台になる。
ボルボ・カー・コーポレーションのエンジン工場ボルボ・カーズ・エンジンは、社団法人日本プラントメンテナンス協会のTPM賞の最高賞であるTPMワールドクラス賞を受賞したと発表した。エンジン工場がTPMワールドクラス賞を受賞したのは初めて。
日本自動車工業会(自工会)の宗国旨英会長は18日の会見で、トヨタ自動車による整備士試験の漏洩問題について「会員企業からこういう事態が起きたのは非常に残念で、(自工会として)大変申し訳ない」と陳謝した。