原油高・円高を嫌気して利益確定の売りが先行し、全体相場は4日ぶりに反落。円相場が1ドル=109円台と5月6日以来の高値をつけたが、自動車株は高安まちまちとなった。
サーブ・オートモービルは、中国で新たに構築するサーブディーラーのコンセプトを発表した。今年末までに合計10拠点の「サーブ・アンリミテッド・ディーラー」を開業する予定だ。
日野自動車が策定した3カ年経営計画の04中計では、事業部門別の販売目標も策定、これを発表した。
日本自動車研究所は、5月31日に理事会を開催し、日本自動車工業会の会長で、日産自動車の共同会長の小枝至氏を第10代理事長に選任したと発表した。任期は2年間。
日野自動車が策定した3カ年計画の04中計で収益目標計画を発表した。収益体質の定着化に力を入れて、最終年度の2006年度に連結営業利益率5.0%を目指す。
日野が策定した3カ年計画の04中計では、トヨタ事業に注力することが掲げられた。トヨタ事業では、トヨタのフレーム付き車両の開発から生産を担い、グローバルサプライヤーに向けた体制の実現を打ち出していく。
日野自動車は、2004年度から2006年度までの中期経営計画「04中計」を策定して発表した。新しい中期計画は、基本事業を日野ブランド事業とトヨタ事業の二つに分けたのが特徴だ。
フィアットは30日、フェラーリ会長兼社長(56歳)のルカ・コルデーロ・ディ・モンテゼーモロを新会長に選任したことを発表した。これは27日に創業者の孫であるウンベルト・アニエリ会長が死去したことに伴うもの。
フィアット社会長ウンベルト・アニェッリ氏が27日夜、がんのためトリノ郊外の自宅で死去した。69歳だった。1934年スイス・ローザンヌ生まれ。父親はフィアット創業者ジョバンニ・アニェッリ1世の長男エドアルド。
1953年に建国後初の自動車メーカーである第一汽車集団が発足、自動車産業の歴史が半世紀を経過した中国が“大国”路線を突っ走っている。2004年は国内生産が初めて500万台を突破するのが確実で、米国、日本に次ぎドイツと肩を並べる存在になる。