ダンロップの住友ゴム工業は、従来型のタイヤ製造方法とは異なり、部材行程から可硫行程までをコンパクトに一体化させ完全自動化した新生産システム「太陽」を、福島県白河工場で稼働させている。
2000年5月、熊本県天草町で起きた交通事故の保険金支払いを巡って争われてきた請求訴訟(民事)で東京地裁は12日、損害保険会社に対して総額約4億3000万円を支払うように命じる判決を言い渡した。保険会社は控訴する方針を示している。
トヨタ自動車の張富士夫社長は、12日、都内で行った新型車の発表会見で、米国で販売奨励金(インセンティブ)をさらに積み増す考えがあることを明らかにした。「1700万台だったものが1600万台になれば、当然、競争が激化するので、インセンティブは、今までより、少し手厚く打つことになる」と述べた。
中国を中心に感染者が増えている新型肺炎、SARSの影響が、現地でビジネスを拡大しつつある日系メーカーの事業にも影響が及ぶ懸念が出てきた。トヨタ自動車が12日に都内で行った会見で「問題が長期化すれば、現地の生産・販売に影響が出る」との見方を示した。
40年ぶりにフルモデルチェンジした『MINI』(ミニ)。その間、メーカーは業界再編の波に揉まれて新型の開発・生産はいまやBMW。BMW関係者は、「ミニが40年のあいだモデルチェンジを繰り返して進化し続けたらこうなっただろう」と表現する。うれしいことにホットバージョン「クーパー」も設定されている。……この1台をお手元に置きたいと思いませんか?
保険会社のダイレクトライン(安田ライフダイレクト損害保険)では、インターネットホームページから自動車保険に契約したユーザーの保険料を5%割引くインターネット割引を開始した。保険始期日が2003年6月1日以降のユーザーから適用される。
三菱自動車工業は、販売会社が新車の注文を受けてかららユーザーに納車するまで納車期間を、10月から20日以内へと短縮する。現在、25日程度かかっているが、これを5日間短縮することで、業界最短レベルを実現し、顧客満足度を高める。
自動車用の緩衝器などの大手メーカーであるカヤバ工業は、IT業務を日本IBMにアウトソーシングする、と発表した。情報企画業務を除く、開発・保守・運用・管理を委託する。
トヨタ自動車は、今期(2003年3月期)、株主への利益還元を手厚くする。配当金を前期より8円多い年間36円とするほか、自社株買いも昨年に引き続き実施する。トヨタは2002年3月期連結業績で、売上高・利益とも、過去最高を更新。好調な収益状況を反映し、大幅な増配を行う。
マツダは、12日開催の取締役会で、ストックオプション(新株予約権)を発行するとともに、このために自己株式を買い付けると発表した。6月24日開催の定時株主総会で提案、決議した後、買い付ける。