三菱自動車工業は、販売会社が新車の注文を受けてかららユーザーに納車するまで納車期間を、10月から20日以内へと短縮する。現在、25日程度かかっているが、これを5日間短縮することで、業界最短レベルを実現し、顧客満足度を高める。
ディーラーが在庫を持っていない車両は、注文を受けてから生産するため、従来は、受注から納車まで29日程度かかっていた。これを、4月から25日に短縮し、さらに年度下期からは20日程度にまで短縮する。基本的に、月間1000台以上を販売する主要車種が対象となる。納期を短縮することで、ユーザー満足度を高めるとともに、販売機会を逃さないようにする戦略だ。