日野自動車は、同社が出資設立した財団法人の日野自動車グリーンファンドが2004年度の助成先を募集すると発表した。
ゼネラルモーターズのキャデラック部門は、CSに関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関のJ.Dパワー・アンド・アソシエイツによる2004年米国初期品質調査で、対象となった全37ブランド中、キャデラックが2位にランクされたと発表した。
日本自動車販売協会連合会が発表した4月の新車販売台数(軽除く)は、前年同月比4.4%減の23万7337台で、3カ月連続のマイナスとなった。市場を引っ張ってきたトラックの販売が低調となったため。
トラック業界がまとめた4月の普通トラックの販売台数は、前年同月比2.5%増の4674台となった。首都圏のディーゼル排ガス規制で、トラック需要は好調に推移して2ケタの伸び率で推移してきたものの、伸び率が大幅に低下、ここにきてトーンダウンした。
全国軽自動車協会連合会が発表した4月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比6.7%増の13万9806台で、5カ月連続でプラスとなった。
独フォルクスワーゲン(VW)は4月30日、アラブ首長国連邦のアブダビ首長国が大株主になる、と発表した。同国は10%程度の出資をする予定で、第2位の大株主となる。VWの株価は業績不振により低迷しており、敵対的買収を避けることが狙い。
独フォルクスワーゲン(VWグループ)が4月30日に発表した第1四半期(1−3月期)決算は、ユーロ高と欧州の景気低迷が響き、純利益は前年同期比で87%減の2600万ユーロ(34億円)となった。
南イタリアにあるフィアットのメルフィ工場では、待遇改善を求める労働者によるストライキが発生し、自動車の生産が停滞するなど経営再建中の同社に大きな打撃を与えている。
ルノーが27日発表した、第1四半期(1-3月)決算は、売上高が前年同期比11.1%増の99億5500万ユーロ(1兆2941億円)となった。『メガーヌII』、『セニックII』、『エスパスIV』などが、引き続き販売好調だったことが貢献した。
ダイムラークライスラーが29日発表した、第1四半期(1−3月期)決算は、メルセデスベンツ部門の悪化が響き、純利益は前年同期比33%減の3億9300万ユーロ(510億円)となった。