スズキが発表した2004年3月期連結決算によると、売上高が前年同期比9.1%増の2兆1990億円、営業利益が同28.2%増の951億円となり、増収増益となった。過去最高益となった。
トヨタ自動車が11日発表した2004年3月期連結決算によると、金融事業の営業利益が前期比約4.8倍の1459億円と、過去最高になった。同社は05年度に1000億円の達成を目指していたが、2年早く大台を突破した。
日産自動車の3カ年経営計画「日産180」が最終段階に入った。3項目のコミットメントのうち、最大の難関であるグローバル販売100万台の上乗せに向け、今年度も世界で9車種の新モデルを投入して攻勢をかける。
トヨタ車体とアラコは、アラコの車両事業を分割しトヨタ車体に統合する契約を締結した。10月1日に統合する。
トヨタ自動車は、2004年3月期の単独決算が営業減益となったものの、連結決算が売上高、利益で過去最高となったことから、年間配当を45円とし、前期比9円増配すると発表した。
トヨタ自動車は、11日開催の取締役会で、自己株式を買い付けることを決議した。6月23日開催の定時株主総会で提案して承認を受けてから実行に移す。
トヨタ自動車は、11日開催した取締役会で、同社およびグループ企業の役員、従業員向けのストックオプションとして新株予約権を無償で発行することを決めた。6月23日開催の株主総会で提案する。
BMWは、2004年第1四半期の連結決算を発表した。新車販売が好調に推移し、当期純利益は前年同期比2.5%増の5億2300万ユーロとなった。
トヨタ自動車が11日発表した2005年3月期単独決算予想によると、営業利益は前期比16%減の7000億円としている。国内販売、輸出とも1%余り拡大させる計画だが、円高による為替影響を2400億円見込んでいることによる。
トヨタ自動車の荒木隆司副社長は11日、東京で決算発表の会見を行い、2005年3月期の連結業績について、「円高の影響を原価改善努力などで吸収し、前期並みの営業利益を確保したい」と述べた。