ポーランドのいすゞ自動車とGM(ゼネラルモーターズ)の合弁ディーゼルエンジン工場のいすゞモーターズポルスカ(ISPOL)は、ディーゼルエンジンの生産累計が今月11日に100万基を達成したと発表した。
トヨタ自動車は去る14日、ミシガン州のデトロイトに近いアナーバーに、キャルティ・デザイン・リサーチ(トヨタの子会社で、カリフォルニアにあるデザイン開発会社)の新拠点をオープンさせた。
三菱自動車が21日発表した「事業再生計画」によると、最終年度の2006年度には世界販売を170万6000台に拡大させる方針。
三菱自動車が21日発表した「事業再生計画」では、固定費および変動費の削減と不採算事業の整理により、経常赤字は2004年度のみにとどめる方針が示された。
三菱自動車は、事業再生計画で、再生断行のための組織改革を実施することを盛り込んだ。前回計画の「ターンアラウンド」計画が目標未達成となった反省にたって、V字回復で、目標を計画通り達成した日産を手本にした。
三菱自動車の再建計画は2006年度までの3カ年計画で、目標では2005年度に経常黒字化、2006年度に当期損益の黒字化を掲げている。
三菱自動車の筆頭株主のダイムラークライスラーは、三菱自へ今後の支援しない方針を示したが、今後の関係について、三菱自は既存の協業プロジェクトは継続する方針だ。
三菱自動車は、事業再生計画で、成長のための商品戦略を発表した。それによると2004年度から2007年度までに日本で16車種の新型を投入する。
三菱自動車は、経営再建のための増資計画を発表した。総額で4500億円、最大で4800億円になる見通しで、増資で財務体質の改善を図る。
ボルボの親会社であるフォードでは現在、ボルボ製のクロスオーバーSUVをフォードのシカゴ工場で生産するかどうかが協議されている、という。