三菱自動車が21日発表した「事業再生計画」では、固定費および変動費の削減と不採算事業の整理により、経常赤字は2004年度のみにとどめる方針が示された。
05年度には経常黒字、06年度には最終損益の黒字転換を「必達目標」としている。具体的な業績見通しでは、05年度に営業利益200億円、経常利益30億円さらに、06年度にはそれぞれ1200億円、1000億円に拡大させる計画。
最終損益は黒字転換の必達目標である06年度には700億円の計画としている。岡崎洋一郎会長は、未達成の場合の経営責任について聞かれたが「私どもには必達目標」と述べるにとどまった。