極東開発工業、車両運搬車「フラトップZero II」の257台をリコール…荷台をスライドできない

改善箇所
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極東開発工業は7月24日、1台積み車両運搬車「フラトップZero II」の制御プログラムに不具合があるとして、257台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

今回のリコールは、車両運搬車フラトップZero IIの各動作の検知方式および制御プログラムにおいて、設計検証および評価不足により、検知不備および制御プログラムのエラーが発生することが原因。このため、そのままの状態で使用を続けると、荷台をスライドさせることができないおそれがある。

対象となるのは、日野『デュトロ』や『レンジャー』、いすゞ『エルフ』や『フォワード』、三菱ふそう『キャンター』や『ファイター』、マツダ『タイタン』、トヨタ『ダイナ』、日産『アトラス』の計30型式9車種の架装されたもの。製作期間は2024年6月26日から2025年4月3日まで。

改善措置として、全車両の各動作の検知方式および制御プログラムを対策品に交換する。不具合件数は108件で、市場からの情報により発見された。事故の報告はない。

《レスポンス編集部》

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