三菱自動車が給与カットなどの事業再生計画の追加施策を発表したことに対して、三菱自動車労働組合はコメントを発表した。「労組として覚悟と強い意志をもって…、追加施策を受け入れる」
三菱自動車工業の岡崎洋一郎会長兼社長は16日の会見で、追加リストラ策の柱ともなる従業員の給与カットについて、労使協議を経て8月から実施する方針を示した。
三菱自動車工業の岡崎洋一郎会長兼社長は16日、東京の本社で会見し、事業再生計画の追加施策を発表した。賃金カットなどにより、2005年度までの2年間で総額726億円のコスト削減を目指す。
三菱自動車は5月21日に事業再生計画を発表したが、その後三菱自動車およびび三菱ふそうのリコール問題により国内販売の大きな落ち込みが予想されるため、追加施策の具体策を決定、16日に発表した。
中国国家統計局が発表した5月の中国国内の乗用車生産台数は、前の年の同じ月にくらべ30.5%増の21万5100台となった。4月にくらべると増加率は2ケタポイントの下落に。在庫の積み上がりでメーカー各社が生産を抑えた。
トヨタ自動車は23日に開く定時株主総会で、6500万株または2500億円を上限とする自社株式の買い上げに関する承認を得る。来年6月の定時株主総会までの1年間に実行する。
自動車需要が急成長している中国で、5月の乗用車販売台数が前年同月比20%減となったことが明らかになった。中国の現地の各紙が報道している。
三菱ふそうトラック・バスは、一連のリコール事件を受けて筆頭株主のダイムラークライスラーから技術支援チームを新たに受け入れる方針を明らかにした。
三菱ふそうトラック・バスは、一連のリコールなどの不正事件を受けて現在の経営陣の給与を自主返納すると発表した。
三菱ふそうトラック・バスは、リコールや不具合などの事件で社内調査を行った結果を公表した。1988年までさかのぼって不具合情報を調査した結果、合計で62件のヤミ改修が発覚し、近く43件のリコールを届け出る。