近年マツダが取り組んでいる“魂動デザイン”。このデザインを完成させるためには、形容詞や擬音で“オブジェ”を作成するクレイモデラーの存在が不可欠だ。
フルモデルチェンジしたスバル『レガシィ』のスタイリングには、富士重工業という会社の思想や製品が持っている性能や価値が表現されているという。
近年、“魂動デザイン”を採用しているマツダデザインは、クレイと呼ばれる粘土を用いて立体的に造形するクレイモデラーが、通常のデザインの前に、形容詞などの言葉を三次元で表現したオブジェを作成することからスタートする。
スバル『レガシィ』のインテリアは、“コンフォート&スポーティ”というコンセプトでデザインされた。
フルモデルチェンジしたスバル『レガシィ』。6代目となる新型は、スバルの製品が持っている性能や価値が見た目でも感じられるようにデザインされたという。
トヨタが発表、発売した5ナンバーサイズのミニバン『エスクァイア』は、既存車種をベースに、上級、上質なクルマをデザインすることが命題だった。
スバルは『レガシィ』をフルモデルチェンジし6代目に進化させた。新型はこれまでの機能価値の向上に留まらず、情緒的価値を大幅に磨き上げたという。
近年マツダが採用している“魂動デザイン”。このデザインを実現するためにはクレイモデラーは不可欠な存在だ。彼らは立体表現できる強みを武器に新たなデザインの新境地を切り開いている。
10月26日、「ランチアランチ」が、生誕30周年の『テーマ』をフィーチャーして富士研修所(静岡県裾野市)にて開催された。主催はランチアクラブジャパン。共催はランチアテーマオーナーズクラブ。
マツダの「魂動」デザインは、チーターの一瞬の動きをクルマに落とし込んでデザインしているが、そこにはクレイモデラーという重要なポジションの人たちがいて初めて成り立っている。