日野自動車は7月16日、大型トラック・トラクター『プロフィア』を一部改良し、販売を開始した。
標識連動型車速制御システム今回の改良では、速度制限や車両進入禁止などの道路標識を画像センサーが自動検知してメーターに表示し、速度超過時には警告音でドライバーに注意を促す「標識認識システム」を全車に標準装備した。90km/h以上の速度標識を検知した場合でも、大型トラックの法定速度である90km/hをメーターに表示するなど、実際の運用に即した細やかな制御を実現している。
あわせて、スキャニングクルーズ(全車速追従機能)の作動中に制限速度標識を検知すると、ドライバーへ設定車速の変更を提案し、ボタン操作で承認するだけで設定速度が制限速度へ自動的に切り替わる「標識連動型車速制御システム」を、特殊用途車型を除く全車型に標準装備した。さらに、ドライバーが任意で設定した速度を上限に車速を制御するFSリミッター(フューエルセービング&セーフティスピードリミッター)とも連動し、速度超過を二重に防ぐ仕組みを採用している。
ミラーカバータイプを採用し、ボデーと同色(白)を標準仕様として設定
ミラーについては、ミラーカバータイプを採用し、ボデーと同色(白)を標準仕様として設定。夜間走行時における対向車からの視認性を高め、衝突・接触リスクの低減に寄与する。サイドアンダーミラーとアンダーミラーにフレームレス仕様を採用することでキャブ周りの間接視界を拡大し、空力性能を追求したミラー形状により省燃費にも貢献する。
日野アドバンスドステアリング運転負荷軽減の面では、従来のステアリング電動アシスト機能を進化させた「日野アドバンスドステアリング」を新たに設定した。路面の排水傾斜(カント)による車両の流れを補正する「カントアシスト機能」を新採用し、直進安定性の向上と長距離運転時の疲労軽減に貢献する。
日野プロフィア トラクター代表車型として、トラックは「プロフィア 2WG-FW1AHG」(ハイルーフリヤエアサスペンション、トランテックス製ウイングバン完成車、エンジン:A09C-VA 279kW、Pro Shift 12、車両総重量25トン)、トラクターは「2WG-SH1EDGJ」(ハイルーフ総輪エアサスペンション、エンジン:E13C-CB 338kW、Pro Shift 12、第五輪荷重11.5トン)を設定している。
日野自動車は、ドライバーが安心・快適に働ける環境を整えることが、物流業界で深刻化するドライバー不足の課題解決につながると考えており、今後も製品の安全性向上と快適な運転環境の改善を通じて、持続可能な社会の実現を目指すとしている。








