ポルシェは、ポルシェ・モルドバの15周年を記念し、カスタマイズプログラム「Sonderwunsch」のインスピレーションカーを制作した。
【画像】ポルシェ911 GT3 with Touring Packageのモルドバ「Sonderwunsch」仕様
ベースは『911 GT3 with Touring Package』で、テーマはモルドバを象徴する「Tree of Life(生命の樹)」だ。ポルシェ・モルドバが企画し、スタイル・ポルシェと、ザンクトゥーフェンハウゼンのSonderwunschチームが共同で開発した。
ポルシェ911 GT3 with Touring Packageのモルドバ「Sonderwunsch」仕様外装は、前方が「Violapurplemetallic」、後方が「Chromaflair Magic Magenta」へ移り変わる多層のグラデーション塗装が特徴だ。ブドウの熟成段階に着想を得た色設計で、仕上げには高い精度が求められたという。グラデーションは20/21インチのマグネシウムホイールにも連続し、全体の調和を強めている。
さらに、フロントラゲッジコンパートメントリッドとルーフにまたがる手描きの「Tree of Life」グラフィックが、色「Neodyme Porsche Gold」で施される。多層塗装と手描き図柄の連携には約400時間のクラフトマンシップを要した。
ポルシェ911 GT3 with Touring Packageのモルドバ「Sonderwunsch」仕様
内装では、ライラのレザーにルビー・スター・ネオのアクセント、アタカマ・ベージュのコントラストステッチを組み合わせた。シートセンターやドアパネル、グローブボックスやラゲッジエリアなどに、伝統衣装の「パシャ」模様を現代的に再解釈した意匠を取り入れた。
木製要素としては、パルダオ材のパーツが用意され、マニュアルのギアレバーの木製ノブや、アダプティブ・スポーツ・シート・プラスの背もたれに装飾インレイが入る。これらはモルドバの自然のルーツや伝統的な職人技を象徴するとしている。
車両は、キシナウの国立民族学・自然史博物館で顧客向けの特別イベントで公開された。初公開後は、同博物館での展示を経て、ポルシェ・センター・モルドバで紹介される予定だ。
なお、ポルシェはSonderwunschを通じて、カスタマイズ(コンフィギュレーター)の範囲を超えた色や素材、グラフィック、技術アイデアの実現を目指すとしている。










