NIO、3ブランド・11モデルを一挙披露、「11年の進化」をアピール…北京モーターショー2026

NIOブース(北京モーターショー2026)
  • NIOブース(北京モーターショー2026)
  • Fireflyブース(北京モーターショー2026)

NIO(ニーオ)は4月24日に開幕した「北京モーターショー2026」において、「A Vast New Realm」の下、NIO、ONVO、fireflyの3ブランドを同時に打ち出し、計11モデルと12のフルスタック技術を展示した。

【画像】北京モーターショー2026に展示されたNIO車

NIOのウィリアム・リー会長兼CEOは、「今年は初めて3ブランドがそろって登場する」と述べ、充電・電池交換ネットワークの拡大と、12のフルスタック技術、11年にわたるシステムレベルの革新を背景に「刷新と進化」を進める考えを示した。

目玉として、フラッグシップ電動SUVのNIO『ES9』が会場デビューした。ES9は11年のシステム革新の到達点と位置づけられ、業界初の技術を40以上、クラス優位の装備を約40備えるとしている。NIOはES9について、5月上旬に最速1万kmチャレンジを開始し、5月下旬に正式発表と納車を始めるとしている。

また、『ES8 Mirrorblack Edition』も正式に披露された。価格は45万6800元(約1065万円)から、BaaS(Battery as a Service)を選ぶ場合は34万8800元(約813万円)からとした。6人乗りのExecutive Signatureをベースに、専用デザイン要素を追加したという。外装はArctic Blackで、ブラッククロームのトリム、22インチの鍛造ホイール、Sunlight Goldのキャリパーを採用した。内装は新しいYardang Orangeのテーマを初公開し、専用のディテールで上質なキャビンを目指すとしている。オリンピック金メダリストの呉敏霞氏が、同車の最初のユーザーとして会場に登場した。

販売面では、ES8が納車開始から215日で10万台を超えたと説明した。40万元(約933万円)超の車種で最速の到達だとしている。さらに、2025年12月以降は、エネルギー源やクラス、ボディタイプを問わず、40万元超の大型SUV分野で4カ月連続の販売首位になっているとした。

会場では2026年モデルとして、『ET5』と『ET5 Touring』、『ES6』と『EC6』も展示した。ET5とET5 Touringはプレミアム電動セダンとプレミアム電動ツアラーの基準として、外装、室内の快適性、スマートドライビングの3領域で改良したとする。ES6とEC6は中国ブランド初のプレミアムミドルサイズSUV、またプレミアム電動クーペSUV分野の先駆けとして、デザイン、快適性、スマートドライビングを最適化した。加えて、Clean Park Editionとして15の専用デザインと構成の強化を用意した。

Fireflyブース(北京モーターショー2026)Fireflyブース(北京モーターショー2026)

ONVOはラインアップを出展し、スマート大型5人乗りのフラッグシップSUV「L80」を4月28日に製品・技術発表し、同日から予約を開始すると発表した。ショーカーは中国各地のONVO店舗で展示されるという。

また、2026年ONVO『L90』は4月21日に発表済みだ。3列シートの大型SUVとして、8つの領域で70以上のハード・ソフト更新を行ったと説明した。駆動にはNIO独自のNX9031(スマート運転向けの5nm自動車グレードチップ)と、中国初のワールドモデルであるNIO WorldModel(NWM)、業界で唯一のフルドメインAIネイティブ車載OSであるNIO Vehicle Operating System(NIO OS)を組み合わせるとしている。RMB 300000台のセグメントで、3つの最上位スマートEV技術を統合する唯一のスマートフラッグシップモデルだと位置づけた。

fireflyは刷新モデルと3台のカスタム車を展示した。ハード性能とソフトのエコシステムを総合的にアップグレードし、専用のporto peachの外装色と、新設計の2トーンのアルミホイールを採用したとしている。さらに、ミラノデザインウィークで発表した特別仕様「glow rod」の中国デビューや、Dcarユーザーコミュニティと共同制作した「springtime getaway」、ユーザーのカスタム応募から選ばれた「snow rush」も披露した。

会場の技術ゾーンでは、NIOの12のフルスタック革新を紹介した。量産する独自技術としてNX9031、SkyRide Intelligent Chassis、900Vの高性能電動ドライブシステムを挙げた。来場者はSkyRide Dance、Soaring over the Skyline、SkyViMo、SkyRide Chassis Performance、SkyRide Phone-Controlled Suspensionの5つの新しい展示を体験できるとしている。あわせて、3分間の電池交換デモも実演した。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集