「TOYOTA UPCYCLE」、豊田市ふるさと納税の返礼品に…レクサスシート端材からIDカードホルダー製作

さとふる、愛知県豊田市、トヨタ自動車が展開するプロジェクト「TOYOTA UPCYCLE」が協力
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  • 返礼品イメージ

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふる、愛知県豊田市、トヨタ自動車が展開するプロジェクト「TOYOTA UPCYCLE」は12月8日、同プロジェクトの製品を豊田市へのふるさと納税返礼品として提供を開始した。

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さとふるでは、豊田市への寄付の返礼品として、TOYOTA UPCYCLEラインアップの中でも人気の高い「UPCYCLE IDカードホルダー」をさとふる限定で取り扱う。今後も順次返礼品数を拡大していく予定だ。

今回の返礼品提供にあたり、さとふる・豊田市・TOYOTA UPCYCLEの3者は、豊田市の魅力をさらに多くの人々に届けるため、返礼品化の検討を進めてきた。その過程で、さとふるの営業担当者がTOYOTA UPCYCLE製品の取り扱いを両者に提案したことが、今回の返礼品化のきっかけとなった。

TOYOTA UPCYCLEは「循環をあきらめない文化の創造を目指すプロジェクト」であり、環境配慮と地域活性化への取り組みを発信できることから、ふるさと納税への参入を決断した。さとふるでも、ふるさと納税を通じた地域活性化に加え、SDGs特集など環境に関する情報発信を行っており、今回の取り組みは3者の思いが重なり実現したものだ。

返礼品として提供される「TOYOTA UPCYCLE IDカードホルダー(赤)」は、寄付額1万3000円で入手できる。レクサスの車両シートに使用される上質なレザーの端材をアップサイクルして生まれた製品で、どんなスタイルにも合わせやすいシンプルで上品なデザインでありながら、薄くて軽く、持ち運びに最適な機能性にも優れているという。

豊田市は愛知県のほぼ中央に位置し、愛知県全体の17.8%を占める広大な面積を持つまちだ。「クルマのまち」として知られ、ものづくり中枢都市としての顔を持つ一方、恵み多き緑のまちとしての顔も併せ持っており、多種多様な魅力にあふれている。

TOYOTA UPCYCLEは、「"モッタイナイ"が"もっといい"に変わり続ける未来を創る。」をコンセプトに、トヨタ自動車新事業企画部が取り組むアップサイクルプロジェクトだ。廃棄物をゼロにする未来を目指し、多様な社外パートナーと共に他産業の廃棄物を取り込んでアップサイクルを展開し、消費者に寄り添うプロダクトを開発・提供している。

エアバッグで使われるナイロン基布とシートベルトの端材を活用したアウトドアバッグや、レクサスのシートに使われる上質なレザーをステーショナリーに生まれ変わらせるなど、廃棄物に新たな価値を吹き込んでいる。

《森脇稔》

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