EVポールスター、新世代AIアシスタント「Google Gemini」を全車種に搭載へ…2026年から順次展開

新世代AIボイスアシスタント「Google Gemini」を、ポールスター『2』以降の全モデルに搭載
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ポールスターは、新世代AIボイスアシスタント「Google Gemini」を、ポールスター『2』以降の全モデルに搭載すると発表した。今後のGoogleアップデートを通じて装備される予定だ。

ポールスターのUI/UX責任者、シド・オデドラ氏は「Googleとの協力関係は、車内のデジタル体験を進化させ続ける好例だ。Geminiは次世代のAI音声対話を車内にもたらし、運転体験をどのように向上させるか披露できることを楽しみにしている」と述べた。

Geminiは、生成AIを統合したGoogleアシスタントのアップグレード版で、ユーザーはポールスターとより自然な会話ができるようになる。シンプルなコマンドに加えて、ユーザーはGemini Liveで対話を拡張できる。「Hey Google、話そう」という簡単なプロンプトで新機能を起動でき、声に出してブレインストーミングしたり、フォローアップの質問をしたり、移動中に新しい学習機会にアクセスしたりできる。Geminiは、すべてのポールスター車で現在のGoogleアシスタントに取って代わる。

Googleのプロダクトマネジメントディレクター、ハリス・ラミック氏は「コネクテッドカーに革新的な技術をもたらすため、ポールスターと長年協力してきた。Geminiをポールスター『5』に導入し、Slushカンファレンスで披露できたことを嬉しく思う」と語った。

ポールスターとGoogleは、フィンランドのヘルシンキで開催された欧州有数のテクノロジーイベント「Slush」に並んで出展。来場者はポールスターのブースでポールスター5に搭載されたGeminiを直接体験できた。

ポールスターユーザーは2026年以降、まず米国英語からGeminiを体験できるようになる。

《森脇稔》

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