ソニーのMR技術活用、「タイムトリップタクシー」本格運行開始へ…車内で江戸文化を体験

「タイムトリップタクシー」
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ソニーグループは、複合現実(Mixed Reality)技術を活用した「MRクルーズ」の本格サービスとして、11月7日より「タイムトリップタクシー」の運行を開始すると発表した。

【画像】「タイムトリップタクシー」

同サービスは、ソニーグループと大和自動車交通、クラブツーリズムが共同で提供する。MRクルーズ体験ができる設備を搭載したタクシーに乗車し、台東区と中央区のエリアで江戸時代から継承される職人文化をテーマにしたコンテンツを楽しむことができる。

乗客は実際の車窓に映る景色と、その場所に関連したCGや音声などを同時に見ることで、あたかも時間を行き来しているような体験ができる仕組みだ。

2024年12月に実施した第一弾のサービスが好評だったことから、今回は乗車台数を増やし、期間も拡大して新たなストーリーで展開する。

MRクルーズは、従来「Sociable Cart(ソーシャブルカート):SC-1」で培った複合現実体験を、タクシーやバス、電車などあらゆる車両に搭載できるようにしたコンテンツサービス。SC-1はこれまでゴルフ場や植物園、公園、ショッピングモールなど多様な場に展開し、累計2万人以上が乗車体験をしてきた。

ソニーグループは、この技術を多様な場に展開し、「すべての移動を楽しい移動へ」進化させていくとしている。

「タイムトリップタクシー」は11月7日から12月1日まで実施される。主催はソニーグループ、大和自動車交通、クラブツーリズムで、台東区と中央区が後援する。

《森脇稔》

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