パイオニアは10月22日、車載用ハイエンドシリーズ「GRAND RESOLUTION(グランド・レゾリューション)」のカースピーカーシステム「TS-Z1GR」が、日本デザイン振興会主催の「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
グッドデザイン賞は1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれてきたデザインによって暮らしや社会をよりよくするための活動。製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなどさまざまなものごとを対象に、その質の評価・顕彰を行っている。
「TS-Z1GR」は、車室内において理想の音響特性を実現する「Open & Smooth」コンセプトを徹底的に追求した製品だ。独自技術「CSTドライバー」にカースピーカーとして初めて「蒸着ベリリウム振動板」を採用するなど、ハイエンドオーディオブランド「TAD」の思想と技術を投入することで、車室内における自然な音場空間と音の実在感を高次元で実現している。
評価コメントでは、EV化・自動運転化が進む将来も見据え、車室内を理想的な音場とするべく、あらゆる先進技術を惜しみなく注ぎ込んでいる点が高く評価された。
豊かな表情を生み出す工芸的な塗装仕上げや、熟練職人による丁寧な組み立て、専門店でそれぞれの車種に合わせて行われるインストールなど、技術面とデザイン面のすべてにおいて最上級を目指したものづくりを徹底している点が評価されている。