オペル『モッカGSE』、ラリー仕様に着想の高性能EV初公開へ…IAAモビリティ2025

オペル『モッカGSE』とモッカGSEラリー
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オペルは、9月8日にドイツで開幕するIAAモビリティ2025において、高性能コンパクトEV『モッカGSE』をワールドプレミアすると発表した。

【画像】オペル『モッカGSE』

同車はラリープロトタイプ「モッカGSEラリー」からインスパイアされた高性能EVで、オペル史上最速の電気自動車となる。

モッカGSEは最高出力207kW(280hp)、最大トルク345Nmを発生し、0-100km/h加速を5.9秒で駆け抜ける。最高速度は200km/hに達し、54kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。車重は1.6t未満に抑えられ、電気自動車としては軽量な設計となっている。

ドライブモードは3種類を用意。「スポーツ」モードではフルパワーを発揮し、「ノーマル」モードでは最高速度180km/h、「エコ」モードでは効率を重視した設定となる。

エクステリアはラリープロトタイプからインスパイアされた専用デザインを採用。フロントバンパーとリア部分にGSE専用インサートを配置し、20インチの空力最適化アルミホイールにミシュラン パイロットスポーツEV 225/40 R20タイヤを組み合わせる。イエローのGSEブレーキキャリパーと、フロントとサイドのイエロー・ブラックGSEレタリングが特徴的だ。

インテリアはグレー・ブラック、ホワイト、イエローを基調とした配色。アルカンタラ製GSEスポーツシートには統合ヘッドレストを装備し、ホワイトラインとイエローステッチが施される。上下がフラット化されたステアリングホイールとアルミニウム製スポーツペダルを採用している。

10インチデジタルドライバー情報ディスプレイと中央カラータッチスクリーンには、GSE専用のパフォーマンスデータ、G-フォース表示、加速値、バッテリー管理データなどが表示される。

技術面では前輪駆動にトルセン式多板リミテッドスリップデファレンシャルを採用。専用設計のアクスルと新開発のダブル油圧ショックアブソーバーを装備したシャシーにより、優れた走行性能を実現している。

《森脇稔》

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