ジャガー・ランドローバー(JLR)は9月2日、サイバー攻撃を受けたことを発表した。
同社は攻撃の影響を最小限に抑えるため、予防的措置として全システムを即座に遮断したと説明している。現在は管理された方法で世界規模のアプリケーションを段階的に再開する作業を急ピッチで進めている。
現段階では顧客データが盗まれた証拠はないとしているが、小売および生産活動は深刻な混乱に見舞われている状況だ。
自動車業界では近年、サイバー攻撃による生産停止が相次いでおり、デジタル化が進む中でセキュリティ対策の重要性が改めて浮き彫りになっている。