ビーウィズは9月2日、カースピーカーのハイエンドライン「Confidence」ファミリーの新製品として、スピーカーシステム「Confidence GOLD」(コンフィデンス・ゴールド)の全5口径・5機種を発表した。
【画像】ビーウィズの次世代フラッグシップカースピーカー「Confidence GOLD」
コンフィデンス・ゴールドは、先に発売したスーパーハイエンドモデル「Confidence ZEN」で得られた技術的成果と素材を継承しながら、スピーカーフレームの材質・製法を黄銅塊削り出しからアルミダイキャストに変更するなど、生産性を高める再設計を行った。これにより、次世代Confidenceの比類ない音の表現力をより多くの顧客に届けることを目指している。

主な特徴として、世界一強い繊維として知られる日本生まれのハイテク繊維「ZYLON」と、高級スピーカー用として豊富な実績を誇る音響専用カーボン繊維とを組み合わせたオリジナル振動板「ゴールドウィーブ・ダイヤフラム」を全ユニットに採用。極めて速い音速(音の伝播速度)と高剛性を持ちながら素材固有の響きがほとんどない稀有な特性を備え、フラットな周波数特性と優れたS/N感を実現している。
また、高剛性・低共振を徹底した肉厚アルミダイキャスト製の「SS(Silent/Stable)フレーム」を新採用。フレーム前面には従来型Confidenceの1.5倍以上の厚みと質量を確保し、音響的なバランスを最優先としながら高剛性・低共振を徹底している。

そのほか、「Confidence ZEN」で開発されたカースピーカー史上もっとも完全な接続を可能にする「HD(Heavy Duty)ターミナル」の採用や、日本の伝統的な徽章(きしょう)づくりの技術を応用した各ユニット背面のオーナメントプレートおよびトゥイーターのポーラーマーカーなど、ハイエンドラインにふさわしい造りとなっている。
ラインアップは、BEWITH独自のPPC(Polar Pattern Control)テクノロジーによる偏芯コーンユニットを採用した5cmワイドレンジトゥイーター「C50G PPC」、8.8cmワイドレンジトゥイーター「C88G PPC」、車両への取り付けやすさやシステム構築の柔軟性も向上させた13cmミッドウーファー「C130G」、16.5cmミッドウーファー「C165G」、さらに18cmサブウーファー「C180G」の5機種。各製品の予定価格はいずれも33万円(税込、サブウーファーは1本、その他は2本1組、取付費別途)。

2025年9月12日より全国のBEWITH製品取扱販売店および「フォーカル プラグ&プレイ ストア」で先行予約を開始し、2025年11月初旬より正式販売とデリバリーを開始する予定。