スーパー耐久最終戦「S耐FINAL大感謝祭」、富士スピードウェイで開催…11月15-16日

次世代の開発車両が参戦し世界中から注目されているスーパー耐久「ST-Qクラス」
  • 次世代の開発車両が参戦し世界中から注目されているスーパー耐久「ST-Qクラス」
  • スーパー耐久第3戦「富士24時間レース」歓喜に沸くレース終了直後の様子
  • サポートレースのTOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 関東シリーズ Rd.3
  • スーパー耐久最終戦「S耐FINAL大感謝祭」

富士スピードウェイにおいて、11月15日と16日、ENEOSスーパー耐久シリーズ2025第7戦「S耐FINAL大感謝祭」が開催される。

2025年シーズンの最終戦となる本大会は、15日に予選を実施した後、翌16日に4時間の決勝レースを行う。各クラスのチャンピオンが決まる重要な一戦で、スーパーカーからコンパクトカーまで全10クラス、計50台以上が参戦する予定だ。

注目は次世代車両が参戦するST-Qクラスで、液体水素エンジンやバイオディーゼル、カーボンニュートラル燃料で走る車両が耐久レースに挑む。第3戦の富士24時間レースでは液体水素エンジン搭載車両が24時間をノートラブルで468周を走破しており、最終戦でも大きな注目を集めそうだ。

スーパー耐久第3戦「富士24時間レース」歓喜に沸くレース終了直後の様子スーパー耐久第3戦「富士24時間レース」歓喜に沸くレース終了直後の様子

今回初開催となるのが、スーパー耐久シリーズのジュニアカテゴリー「S耐チャレンジ」だ。一般社団法人スーパー耐久未来機構が設立したレース初心者やアマチュアドライバー、メカニック志望者向けの参加型入門レースで、16日に記念すべき第1回目の60分レースが行われる。

S耐チャレンジの特徴は、市販車ベースの車両に限定し、改造範囲を制限することで経済的負担を抑えている点だ。また、完走者全員に賞典を用意するなど、すべての参加者が主役になれる仕組みを採用している。

大会期間中の11月15日から16日まで、車中泊やキャンプなど場内での宿泊が可能で、指定エリア外であれば空いている芝生スペースなどにテントを張ることもできる。レース観戦とアウトドアを同時に楽しめる環境を提供する。

サポートレースのTOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 関東シリーズ Rd.3サポートレースのTOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 関東シリーズ Rd.3

観戦チケットは、全国のローソン、ミニストップの店頭端末およびローチケ、FSWオンラインチケットにて順次販売を開始する。前売観戦券は2日間通し大人4800円で、15歳以下の子どもは保護者同伴に限り入場無料となる。

チケット1枚につき、当日場内の飲食テナントで使用できる1000円分のミールクーポンが付いている。また、15歳以下の子ども同伴の保護者向け「ファミリー特別優待券」や16歳から25歳対象の「U-25」の割引チケットが2200円で販売される。

なお、小山町、御殿場市、裾野市に在住・在勤・在学中の場合、入場無料となる。

《森脇稔》

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