横浜ゴムのグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が、7月19日から20日に開催された「全日本ダートトライアル選手権」第6戦「2025年 東北ダートトライアル IN KIRIYANAI」において、最高峰のD2クラスで優勝し、3年連続となるシリーズチャンピオンを獲得した。
チャンピオンを獲得したのは『HKS ランサーエボリューション』を駆る田口勝彦選手。6月までに行われた計5戦のうち、優勝を3回、2位を2回獲得する圧倒的な強さを発揮。チャンピオンに王手をかけて挑んだ第6戦で今シーズン4勝目を飾り、2戦を残してシリーズチャンピオンを決めた。

横浜ゴムでは一般ダートから硬質ダート用の「ADVAN A053」をはじめ、軟質路面用「ADVAN A031」や超硬質路面用「ADVAN A036」など、幅広い路面コンディションに対応するタイヤラインナップに加え、レース競技での使用を前提に設計・開発し高い剛性と軽量性を両立したホイール「ADVAN Racing RCIII」を武器に勝利を支えた。
横浜ゴムでは2024年度から2026年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2026(YX2026)」のタイヤ消費財戦略において、高付加価値品比率の最大化を掲げている。グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、「ウィンタータイヤ」、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいる。

その中で、モータースポーツ活動を「ADVAN」「GEOLANDAR」のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。