南米ベストセラー小型SUV『トラッカー』がマイチェン、最新シボレーデザインに

シボレー『トラッカー』改良新型
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GMのシボレーブランドは、南米市場で最も売れているコンパクトSUV『トラッカー』の改良新型をブラジルで発売した。改良新型トラッカーは、デザインの刷新とともに先進的なコネクティビティ機能と走行性能の向上を実現している。

外観では、シボレーの新しいグローバルデザイン言語を採用。フロント部分は2段構成のライティングシステムを採用し、上部にはデイタイムランニングライト、下部にはLEDヘッドライトを配置した。新設計のグリルとバンパーには空力性能を向上させるエアカーテンを組み込み、LEDフォグランプも装備している。

内装では、8インチのデジタルメーターと11インチのタッチスクリーンを組み合わせたデジタルコックピットを採用。新しいMyLinkシステムは、ワイヤレス投影機能とネイティブWi-Fiを搭載し、Android AutoとApple CarPlayに対応している。シートは新しい構造とフォームを採用し、エルゴノミクスとコンフォート性能を20%向上させた。

コネクティビティ機能では、myChevroletアプリを通じてリモートでドアロック、ライト、ホーン操作が可能。デジタルエアコン搭載車では遠隔エンジン始動による事前空調も利用できる。OnStarシステムは24時間365日の人的サポートを提供し、緊急時対応や盗難防止機能を備えている。

走行性能面では、サスペンションとステアリングシステムを再調整。新開発のタイヤと組み合わせることで、乗り心地と操縦安定性を向上させた。パワートレインは1.0リットル ターボフレックス(115.5hp)と1.2リットル ターボフレックス(141hp)の2種類を用意。1.0リットルエンジンはガソリンで最大13.8km/リットル、エタノールで11.5km/リットルの燃費性能を実現している。

改良新型トラッカーは、AT、LT、LTZ、Premier、RSの5つのグレードと、ブランド100周年記念の特別仕様車を設定。全車に最大5年間の保証を用意し、ブラジル全土のシボレーディーラーで販売を開始している。

《森脇稔》

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