フォルクスワーゲンは、コンパクトカー『ポロ』の誕生50周年を記念した特別仕様車「ポロ エディション50」を欧州で発表した。
新モデルは「スタイル」グレードをベースに、豊富な標準装備と数多くのアシスト機能、専用デザイン要素が特徴の記念モデルとなる。外装では16インチ「コベントリー」アルミホイール(オプションで17インチ「トロサ」も選択可能)、リアウィンドウのダークティントガラス、Bピラーに「50」の文字が入った3Dエンブレムを標準装備する。

内装でも記念モデルらしい演出が施されている。フロントシルパネルモールディングに「エディション50」のレタリング、ステアリングホイール下側と助手席側ダッシュボードのハイグロスブラック部分に「50」の文字が配置される。
標準装備として、クロームルック仕様のペダル、ブラックヘッドライナー、アンビエントライティング、クロームパッケージ(電動ミラー、スイッチ、ベント)、フロントヒーター付きスポーツシート、マルチファンクションレザーステアリングホイール、リアビューカメラシステムなどを搭載する。
安全装備では、パーク&コンフォートアシストシステムパッケージを標準装備した。これには、前方衝突回避支援システムと連動したプロアクティブ乗員保護システム、サイドアシスト車線変更システム、パークディスタンスコントロールとリアトラフィックアラート付きパークアシストが含まれる。

インフォテインメントシステムには「ディスカバーメディア」を採用し、ストリーミング&インターネット機能、ドライビングプロファイル選択機能も備える。
オプションのプラスパッケージを選択すると、大型チルト&スライディングパノラマサンルーフ、拡張エアフィルター付き2ゾーンオートエアコン、セーフロック機能付きキーレスアクセスシステムが追加される。
パワートレインは3種類を用意。エントリーモデルは70kW(95ps)エンジンにマニュアルトランスミッションを組み合わせ、ドイツでの価格は2万8200ユーロからとなる。また、70kW(95ps)と85kW(116ps)の2つのエンジンに7速DSGを組み合わせた仕様も選択可能だ。
