アルピーヌ・ジャポンは、アルピーヌ『A110』シリーズのラインアップを刷新し、4月18日から全国の正規販売店で受注を開始した。新ラインアップは、『A110 R 70』、『A110 GTS』、そして限定車の『A110アニバーサリー』の3モデルで構成される。

A110 R 70は、ブランド創立70周年を記念したモデルで、世界で770台限定。「R」バージョンとして最後のモデルとなる。軽量化を追求し、カーボン素材を多用した結果、車両重量は1090kgを実現。最高出力300psを誇る1.8リットルターボエンジンを搭載し、7速DCTと組み合わせている。セミスリックタイヤのミシュランPS CUP 2、アジャスタブルレーシングダンパー、ブレンボ製ブレーキキャリパーといった走りのレベルを向上させるパーツが標準で装備される。
10色のボディカラー、4色のアルカンターラシートが標準で用意され、好みに応じてボディカラーとシートカラーを自由に組み合わせることがでる。また、新たにルーフアーチがボディ同色となっているもの特徴。フロントフェンダー、ヘッドレスト、キッキングプレートには70周年ロゴが配される。

A110 GTSは、スポーツ性能と快適性を兼ね備えたモデル。新色を含む27色のボディカラーが選べ、オプションでRエアロキットやアクラポヴィッチ製エキゾーストが装着可能。ホイールは、18インチGT RACEアロイホイール(ブラック)が標準で装着され、3色のGT RACEと、2色のFUCHS製鍛造ホイールがオプションで用意される。標準装着タイヤはミシュランPS 4で、オプションでミシュラン PS CUP 2も選択が可能。
シートは、グレーまたはブラックのSABELT製レザーシートが標準で装備され、オプションで5色のカラーバリエーションがあるSABELT製軽量モノコックバケットシートが選べる。パワートレインはA110 R 70と同仕様。

そしてA110アニバーサリーは、オリジナルA110のスピリットを継承する限定モデル。25台のみ販売され、最高出力252psの1.8リットルターボエンジンを搭載。ラインアップ中唯一となる、しなやかなアルピーヌシャシーを採用しているのが特徴だ。軽量、コンパクト、俊敏性を受け継ぐこのモデルの走りは、ワインディングロードでその真価を発揮するとしている。
ブレンボ製ブレーキキャリパー、バイマテリアルブレーキディスク、SABELT製軽量モノコックバケットシートといった走りを支える高性能パーツ/装備を標準で搭載。ブルーアルピーヌMとブランイリゼMの2色が用意される。
価格はA110 アニバーサリーが960万円、A110 GTSが1200万円、A110 R 70が1790万円。