テスラジャパンは4月15日、『モデル3』と『モデルY』の電動パワーステアリングについて、過負荷により作動が停止する恐れがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは2022年1月~2023年10月に輸入されたモデル3とモデルYの合計1万0006台。
電動パワーステアリング(EPAS)のプログラムが不適切だった為、過電圧によってモーターに負荷がかかることがある。そのため、警告メッセージと共に停車時にパワーステアリングの作動が停止し、ステアリングの操作に大きな力が必要になるという。
これに対しテスラジャパンは、対象車両の使用者へダイレクトメール等で通知の上、OTAにより全車両のパワーステアリングプログラムを対策されたものに書き換える。
これまでにこの件に係る不具合や事故は報告されていない。