ホンダの二輪車、『NC750X』と『EM1 e:』が世界的デザイン賞を受賞

「レッド・ドット・デザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「レッド・ドット賞」を受賞したホンダNC750X
  • 「レッド・ドット・デザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「レッド・ドット賞」を受賞したホンダNC750X
  • 「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「iFデザイン賞」を受賞したホンダEM1 e:

ホンダの大型スポーツモデル『NC750X』と電動二輪車『EM1 e:』が、それぞれ世界的に権威あるデザイン賞を受賞した。

NC750Xは「レッド・ドット・デザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「レッド・ドット賞」を、EM1 e:は「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「iFデザイン賞」を獲得した。ホンダとして「レッド・ドット・デザインアワード」の受賞は6年連続、「iFデザインアワード」は1997年以来3回目の受賞となる。

レッド・ドット・デザインアワードは1955年に設立された世界的に権威あるデザイン賞の一つで、ドイツ・エッセンを拠点とするノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催している。プロダクトデザイン部門は51カテゴリーに分かれ、主に工業製品を対象に、デザインの革新性や機能性、耐久性、人間工学など9つの基準から審査される。

「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「iFデザイン賞」を受賞したホンダEM1 e:「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「iFデザイン賞」を受賞したホンダEM1 e:

一方、iFデザインアワードは1954年に設立され、ドイツ・ハノーバーを拠点とするiFインターナショナルフォーラムデザインが主催する国際的に権威あるデザインアワード。この賞は、「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されている。

NC750Xは、ツーリングにおける走る楽しさと、通勤など日常での扱いやすさを兼ね備えたクロスオーバーモデル。シャープで力強いボディーワークとアドベンチャースタイルの外観が特徴で、フェアリングには世界で初めて植物由来のバイオプラスチックとリサイクル材を採用し、環境負荷軽減とデザイン性を両立させている。

EM1 e:は、「ちょうどe:(いい)Scooter」を開発コンセプトに、ユーザーの日々の生活スタイルにマッチするパーソナルコミューターを目指して開発された電動二輪車。シンプルでスリムな車体パッケージングと、高輝度LEDを採用した照明器具が特徴だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集