ステランティス傘下のダッジブランドは、南カリフォルニアで開催された「スプリングフェスト2025」において、新型『チャージャーデイトナ』のカスタマイズモデルを初公開した。
スプリングフェストは、ダッジ愛好家が集うイベントで、5年ぶりの開催。今回のイベントでは、新世代のダッジ・チャージャーが主役だった。新型チャージャーは、1968年モデルにインスピレーションを得たデザインを採用し、幅広のスタンス、標準装備のワイドボディフレーム、特許出願中のRウィング、そして鮮やかな外装色が特徴だ。
ダッジによると、新型チャージャーは「世界最速かつ最強のマッスルカー」と位置付けられており、デザインの境界線を押し広げているという。今回のカスタマイズモデルでは、さらにその先を行く独自のルックスが披露された。

カスタマイズの目玉となるのは、新たに採用されたストライプデザインだ。ストライプは長年、ダッジのマッスルカーファンに人気のカスタマイズオプションだった。今回は、ダッジの次世代車両を象徴する新しいシンボル「フラッツォグ」ロゴを使用したデザインが採用された。
具体的には、マットブラックのフラッツォグデュアルストライプが施され、赤いトリムアクセントと、ストライプ内部に独自の繰り返しパターンで配置されたフラッツォグロゴが特徴。このストライプは、ガラスルーフと通常ルーフの両方のチャージャーデイトナに対応しており、ガラスルーフ装備車では車内からもフラッツォグパターンを楽しむことができるよう設計されている。
スプリングフェスト2025では、このカスタマイズモデルを中心に、ダッジの最新テクノロジーと伝統的なマッスルカーの魅力が融合した新世代チャージャーの姿を披露している。