マツダは、タイ事業の大幅な拡大計画を発表、新型バッテリーEV『マツダ6e』を導入することも明らかになった。
同社は50億バーツを投資し、タイの生産拠点のオートアライアンス(タイランド)を年産10万台の新型コンパクトSUVの生産ハブとして整備する。
この投資により、マツダはタイを日本やASEAN市場向けの輸出拠点として強化するとともに、70年以上の歴史を持つタイ国内での販売も拡大する方針だ。
さらに、2025年から2027年にかけて、電動化モデル5車種の導入を計画している。内訳は、バッテリーEV2車種、プラグインハイブリッドモデル1車種、ハイブリッドモデル2車種となっている。これにより、電動化が進展するタイ市場において、より多くの顧客ニーズに応える製品ラインアップを構築する。
注目すべきは、新型バッテリーEV「マツダ6e」の導入。このモデルは、マツダと中国の長安汽車の合弁企業が製造し、2025年中にタイで発表される予定だ。マツダ6eは、マツダの強みであるデザインや走行性能、クラフトマンシップと、長安汽車の電動技術やスマート技術を融合させた最新の電気自動車となる。